METHODOLOGY
マーケティング設計の
進め方を、公開します。
実際のクライアント支援で使っている設計の進め方を公開します。
8年間の支援経験から、再現性のある手順だけを抽出しました。
完全無料 · オンライン対応(Zoom)· 強引な営業はしません
DEFINITIONマーケティング設計とは
マーケティング設計とは、事業の現在地・競合との差・顧客の意思決定プロセスを整理し、
最適な施策の順序と組合せを「設計図」として可視化する一連のプロセスです。
含まれる4つの要素
| 要素 | 内容 |
|---|---|
| 戦略立案 | 事業ゴールから逆算した、3〜12ヶ月の方向性決定 |
| KPI設計 | 事業数値→マーケ数値→施策数値の連鎖設計 |
| 体制設計 | 内製/外注の境界線、関与者の役割分担 |
| 施策ロードマップ | 12〜36ヶ月の優先順位付き実行計画 |
マーケティング戦略との違い
| 観点 | 戦略 | 設計 |
|---|---|---|
| 焦点 | 「何を目指すか」 | 「どう組み立てるか」 |
| 成果物 | ビジョン・ポジショニング | KPIツリー・ロードマップ |
| 期間軸 | 中長期(1〜5年) | 短中期(3〜36ヶ月) |
| 私たちの主戦場 | 補助的に関与 | 本丸 |
4-PHASE MODEL私たちが使う4フェーズモデル
事業状況とマーケティング成熟度に応じて、私たちは支援を4つのフェーズに分類しています。すべての企業がPhase 1から順番に進む必要はありません。今いるフェーズから始めて、必要な範囲だけご一緒するのが基本です。
Phase 01
基本設計
期間:2〜3ヶ月
何をすべきかの
設計図をつくる
Phase 02
仕組み構築
期間:3〜6ヶ月
設計図に沿って
施策を実装する
Phase 03
内製化支援
期間:6〜12ヶ月
手順と判断基準を
社内に移管する
Phase 04
顧問
継続契約
壁打ちと判断基準を
提供する
PHASE 1 DETAILPhase 1:基本設計でやること
Phase 1の4ステップ
- 事業の現在地把握(3〜4週間):事業数値の整理、競合3〜5社の戦略マッピング、顧客の意思決定プロセスの可視化、既存施策の棚卸し。
- KPI設計(1〜2週間):事業KPI → マーケKPI → 施策KPIの連鎖を可視化。優先順位の判断軸が明確になります。
- 施策ロードマップ策定(1〜2週間):12〜36ヶ月の実行計画を月次粒度で作成。各月の主担当・予算配分を明記。
- 体制設計(1週間):内製/外注の境界線、外注先選定基準、関与者の役割分担表(RACI)を作成。
よくある気付き:「自社の強みだと思っていたものが、実は競合とほぼ同じだった」「顧客の意思決定タイミングが想定より早かった/遅かった」
PHASE 2 DETAILPhase 2:仕組み構築でやること
Phase 2の4ステップ
- 施策の優先順位決定:「インパクト × (1 / 難易度)」で機械的に算出。最初の3〜6ヶ月で着手する施策を確定。
- 実装パートナー選定:実績・設計連携の可否・価格で外注先を選定。私たちも選定MTGに同席。
- 運用体制の立ち上げ:週次定例、ダッシュボード(GA4/Looker Studio)、報告フォーマット、エスカレーションルールを準備。
- PDCA設計:週次=施策KPI、月次=マーケKPI、四半期=事業KPI。判断基準を先に固めることで、感情に流されない運用が可能に。
PHASE 3 DETAILPhase 3:内製化支援でやること
Phase 3の4ステップ
- 社内マーケチームの育成:Lv.1(実行できる)→ Lv.2(判断できる)→ Lv.3(設計できる)。期間目安は6〜12ヶ月でLv.2まで。
- SOP整備:月次運用フロー / 記事制作フロー / 広告運用フロー / レポート作成フローを Notion・Confluence・Google Docs で整備。
- 採用支援:求人票の作成・面接同席・リファレンスチェックを実施。
- 引き継ぎ完了の判断基準:①月次運用が社内のみで回っている、②主要KPIに対し打ち手を出せている、③新施策を社内で検討開始できている。
PHASE 4 DETAILPhase 4:顧問でやること
Phase 4の3ステップ
- 月次壁打ち:月1回・60〜90分のオンライン定例。当月の振り返り、翌月の優先施策、経営判断と紐づくマーケ判断の整理。
- 新施策の判断基準提供:投資対効果試算、既存施策との優先順位、撤退基準を一緒に整理。
- 採用面接同席(必要時):マーケ責任者・マネージャークラスの採用面接に同席し、外部視点でコメント。
PITFALLSよくある失敗パターン
現場で見てきた、5つの典型的な落とし穴と私たちの対処方針。
1. 戦略なしで
施策ベンダー選定
SEO・広告・SNS会社をそれぞれ別契約 → 全体破綻。
→ Phase 1経由を必須化し、設計図ベースで選定。
2. KPIが事業と
紐づかない
PV・フォロワー数だけ追って、事業数値が動かない。
→ KPIは必ず事業KPIから降ろす(逆順禁止)。
3. 内製化の出口
設計なし
「お任せ」型に依存→契約終了でノウハウ消失。
→ 契約開始時に Phase 3まで含めた設計を提案。
4. 競合分析が
表層的
料金比較だけで、戦略・USPの差を捉えていない。
→ サイト構造・記事戦略・広告まで分析。
5. 顧客の意思決定を見ない
「自社が伝えたいこと」だけ発信→検討タイミングと噛み合わない。
→ 既存顧客5〜10名にインタビュー実施。
