LINE広告とは?広告の種類や課金のシステム、それぞれの相場について詳しく解説

LINE広告とは?広告の種類や課金のシステム、それぞれの相場について詳しく解説

 
LINE広告は、LINEユーザーの膨大な利用データを活用できる魅力的な広告手段です。
LINE広告には、ターゲティングの細かさや、多様な配信面、そして効果的な課金方式など、企業のマーケティング担当者にとって魅力的な特徴がたくさんあります。
この記事では、LINE広告の概要や特徴、配信面の種類、料金体系、そして費用対効果を高めるためのポイントなどを詳しく解説します。
LINE広告を検討している企業の方は、ぜひこの記事を参考に、自社のマーケティング施策に活用できるヒントを見つけていただければと思います。
目次
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LINE広告とは?

LINE広告とは、LINE公式アカウントやLINEアプリ内の各種メディアに配信される広告のことです。
LINEユーザーの属性や利用履歴などのデータを活用したターゲティングが可能なため、
効果的なマーケティング施策として注目されています。
画像をスワイプ可能なフォーマットや、最大10点の画像を表示できるなど、
LINEならではの独自の広告メニューが用意されています。

LINE広告のターゲティングの特徴

LINE広告には、性別、年齢、居住地域などの一般的な指標に加え、ユーザーの興味関心や行動履歴に基づいた詳細なターゲティングが可能です。
さらに、LINEのユーザーデータと企業の顧客データを組み合わせた「クロスターゲティング」と呼ばれる機能により、 より精度の高いターゲティングが実現できます。
例えば
  • 自社のCRMデータと連携させ、既存顧客層に似た新規ユーザーにリーチする
  • 顧客の購買履歴から興味関心を分析し、ターゲットを絞り込む
このように、LINE広告のターゲティング機能は多様で柔軟性が高く、 効果的な広告配信が期待できます。

LINE広告のメリット

LINE広告の最大のメリットは、LINEユーザーに対する詳細なターゲティングが可能な点です。 LINEは日本で最も利用者が多いコミュニケーションアプリの一つであり、ユーザーの属性や行動履歴、興味関心などの詳細な情報を活用できます。
加えて、LINE広告ではLINEプラットフォームを活用した対話型広告が可能です。
ユーザーとのコミュニケーションを深め、商品購買につなげるなど、継続的な関係性を築くことができます。
さらに、低コストで始められるオプションも用意されており、予算に合わせた柔軟な展開が可能です。
効果的な集客と低コストを両立できる点が、LINE広告の大きな魅力となっています。

LINE広告出稿の手順

LINE広告の出稿の手順としては、以下のようになります。
1. LINEビジネスIDの作成と公式アカウントの開設
2. LINE Ads Managerへのアクセスと広告アカウントの作成
3. 広告目的、配信方法、予算などの設定
4. クリエイティブ(広告素材)の作成と配信

LINE広告の配信面の種類

LINE広告には、さまざまな配信面が用意されています。
主な配信面としては、トークリスト、LINE NEWS、LINE VOOM、LINEマンガ、LINE BLOG、LINEポイントクラブ、LINE広告ネットワークがあります。
各配信面の特徴は以下の通りです。
  • トークリスト: ユーザーのトーク画面に広告が表示される
  • LINE NEWS: LINE公式ニュースアカウントに広告が表示される
  • LINE VOOM: 動画配信サービスにて動画広告が配信される
  • LINEマンガ: マンガアプリ内に広告が表示される
  • LINE BLOG: ブログ記事内に広告が表示される
  • LINEポイントクラブ: ポイントサービスに関連する広告が表示される
  • LINE広告ネットワーク: LINEと提携しているメディアに広告が配信される
ここからは、それぞれについて詳しく解説していきます。

トークリスト

トークリスト広告は、LINEのトーク画面最上部に表示される広告です。
LINEユーザーの大半がこの画面を見るため、認知向上やブランディング効果が期待できます。
トークリスト広告の表示は、Cookieや追跡型広告の受信設定でオフにすることができます。
設定方法は画像付きで解説されており、初心者や年配者でも分かりやすくなっています。
トークリスト上部には、広告のほかにニュースや占い、天気などのコンテンツも表示されます。
これらの広告やコンテンツを非表示にする設定も可能です。

LINE NEWS

LINE NEWSは、LINE公式アプリ内の「ニュースタブ」に表示されるニュース記事です。
同ニュースタブ上に表示される広告が「LINE NEWS広告」と呼ばれ、LINEユーザーの興味関心に合わせた高いターゲティング精度が期待できます。
LINE NEWS広告は以下の2箇所に配信されます。
  • 「ニュースタブ」トップページ
  • 「ニュースタブ」記事一覧ページ
  • 370媒体以上のアカウントメディア (2021年11月時点)
LINE NEWS広告の出稿には、LINE広告への事前登録が必須です。
出稿方法、ターゲティング設定、費用相場などを理解した上で活用することをおすすめします。

LINE VOOM

LINE VOOMは、LINEアプリ内に組み込まれたショート動画プラットフォームです。
ユーザーは様々なジャンルの動画を視聴でき、お気に入りの動画にリアクションやコメントを残したり、友達と共有することができます。
クリエイターは専用の「LINE Voom Studio」から動画を投稿できます。同サイトでは、以下の機能を利用できます。
  • 動画投稿
  • ユーザーコメント管理
  • 動画データ分析
  • 動画プロモーション
  • 収益化機能

LINEマンガ

LINEマンガは、LINEが提供するマンガアプリです。
ユーザーは、週刊少年ジャンプや月刊マーガレットなど、様々な雑誌の人気作品が楽しめます。
次の話を読むまでの時間短縮や、コインの配布の際に、ユーザーに動画広告を見てもらう仕組みとなっています。

LINE BLOG

LINE BLOGは、LINEアプリ内に存在するブログプラットフォームです。
公式ブロガーが情報を発信でき、ユーザーはLINEアカウントでログインすれば、お気に入りのブログを読んだり、コメントを残すことができます。
企業は自社のブログ記事をLINEアプリ内で配信することで、LINEユーザーの関心を惹きつけられます。
そのため、LINE BLOGは優れた集客ツールと言えるでしょう。
ユーザーはLINEアプリだけでなく、PC版ウェブサイトからも閲覧可能です。

LINEポイントクラブ

LINEポイントクラブは、LINEアプリ内で様々な活動を行うことでポイントを獲得できるサービスです。
獲得したポイントは、LINE Payでの支払いやLINEスタンプの購入などに利用できます。
ポイントを獲得する方法には、以下のようなものがあります。
  • 指定のアプリをインストールする
  • LINEニュースなどの記事を読む
  • 動画の視聴
  • アンケートに回答する

LINE広告ネットワーク

LINE広告ネットワークは、LINE公式以外の11,000以上の提携アプリやメディアに広告を配信できる広告プラットフォームです。
主な配信先は、電子書籍アプリ、ゲームアプリ、ライフスタイルアプリなど、さまざまなカテゴリのアプリやメディアとなります。
LINE広告ネットワークを利用することで、広告主は効果的な広告配信が可能となり、メディア運営者は新たな広告収益を得ることができます。
さらに、ターゲティングや配信最適化の機能も提供されているため、効率的な広告運用が期待できます。

LINE広告の掲載費用相場

LINE広告の掲載費用は、配信面や広告の種類、クリエイティブの質などによって大きく異なります。
一般的な相場としては、以下のようになっています。
  • インプレッション単価(CPM): 400円〜650円程度
  • クリック単価(CPC): 50円〜100円程度
ターゲティングの設定や広告の内容によって大きく変動するため、事前に十分な検討が必要です。
一方で、LINEの国内月間アクティブユーザー数は9,200万人と非常に大きな規模を持っているため、
適切な予算設定と効果的な運用によって、高い集客効果が期待できます。

LINE広告の主な課金方式の種類と相場

LINE広告には、クリック単価(CPC)、インプレッション単価(CPM)、友だち追加単価(CPF)、動画広告の視聴回数(CPV)などさまざまな課金方式があります。
主な課金方式と相場
  • クリック単価(CPC):20円~200円程度
  • インプレッション単価(CPM):400円~650円程度
  • 友だち追加単価(CPF):100円~300円程度
  • 動画広告の視聴回数(CPV):10円~50円程度
また、予算が少なすぎるとPDCA検証がしにくいため、最低でも月額10万円以上の予算を用意いただくことをお勧めします。

クリック単価(CPC)

LINE広告のクリック単価(CPC)の相場は、平均的に20円~200円程度とされています。
実際のCPCは、広告の出稿条件によって変動します。
クリック課金の場合、クリックからのコンバージョン率が低いと、費用対効果が悪化してしまう可能性があります。
そのため、CVR(コンバージョン率)を注意深く監視することが重要になってきます。
CPCは以下の式で算出できます。
CPC = 広告費 / クリック数
LINE広告の平均CPCは、他のSNS広告platformと比べると同等かやや高めの傾向にあるとされています。

インプレッション単価(CPM)

インプレッション単価(CPM)は、広告が1,000回表示されるごとに課金される方式です。
クリック単価に比べ、成果につながる可能性は低くなりますが、 予算を抑えながら広告を配信できるのがメリットです。
出稿後は、広告の配信状況を確認しながら、 手動で入札価格を調整することができます。
適切な入札価格を設定することで、 効果的な広告配信が期待できます。

友だち追加単価(CPF)

友だち追加単価(CPF)は、ユーザーがあなたのLINE公式アカウントを新たにフォローした際に発生する課金方式です。
この課金方式を利用するには、あらかじめLINE公式アカウントが認証済みである必要があります。
認証済みであれば、広告の目的として「友だち追加」を選択できるようになります。
友だち追加広告は、トークリスト、LINE NEWS、LINE VOOM、ホームなどの配信面に表示されます。
ユーザーがこの広告をタップし、公式アカウントをフォローした際に課金が発生するのが特徴です。

動画広告の視聴回数(CPV)

CPV(Cost Per View)は、動画広告の視聴回数に応じて課金される方式です。
広告主が設定した一定の視聴時間を超えて視聴された場合に課金が発生します。
動画広告の露出効果や認知度向上を目的とする場合に適した課金方式で、
視聴者の関心を惹きつける魅力的な動画クリエイティブが重要となります。
CPVの単価相場
  • 業界や商品カテゴリー、配信プラットフォームにより異なる
  • 一般的には数円〜数十円程度

LINE広告の最低出稿金額

LINE広告には現在、最低出稿金額の制限がありません。
広告主は自由に予算を設定することができます。
最低出稿金額は数千円から設定可能です。
そのため、小規模な企業でも気軽にLINE広告を始められます。
ただし、効果的な運用のためには、以下の点に留意が必要です。
  • マーケティング分析の実施
  • クオリティの高い広告制作
  • 的確でスピーディーな出稿手続き
さらに、PDCAサイクルを意識し、
予算、入札方法、入札単価を調整しながら、
費用対効果の最大化を図ることが重要です。

費用対効果を高めるためのポイント

LINE広告の費用対効果を最大化するには、以下の4つのポイントに注力することが重要です。
1. クリエイティブの質を高める
魅力的なクリエイティブを作成することで、ユーザーの注目を集めやすくなります。 デザインや文言に工夫を凝らし、ターゲットに合わせた訴求力の高いクリエイティブを心がけましょう。
2. 自動入札を活用する
LINE広告では自動入札機能を利用できます。
この機能を活用することで、最適な入札単価が自動で設定されるため、効率的な広告配信が可能になります。
3. リターゲティングを行う
サイトを訪れた経験のあるユーザーにリターゲティング広告を配信することで、より効果的にリーチできます。
関心の高いユーザーにアプローチできるため、コンバージョン率の向上が期待できます。
4. 友だち追加単価を利用する
友だち追加単価は、LINE公式アカウントの新規友だち獲得に特化した課金方式です。
新規ユーザーの獲得を目的とする場合は、この課金方式を利用するのが効果的です。
ここからは、それぞれについて更に詳しく解説していきます。

クリエイティブの質を高める

LINE広告の効果を最大限に高めるためには、クリエイティブの質を高めることが重要です。
クリエイティブの質を高めるポイントは、以下の通りです。
  • 配信面のフォーマットに合わせたサイズ設計を行う
  • ユーザーの注目を引くデザインを取り入れる
静止画広告では、シンプルかつインパクトのあるデザインが効果的です。
一方、動画広告では、製品の魅力を短時間で効果的に伝えるクリエイティブが重要になります。

自動入札を活用する

LINE広告では、広告主が手動で入札単価を調整する必要がなく、AIによって最適な入札単価が自動で決定される「自動入札」機能が提供されています。
自動入札を活用することで、以下のようなメリットが期待できます。
  • AIが広告の配信効果を最大化するよう、最適な入札単価を自動調整してくれるため、効果的な広告配信が可能になります。
  • 手動での入札単価調整が不要になるため、広告運用の業務効率化が図れます。
  • 人為的なミスによる機会損失リスクを低減できます。

リターゲティングを行う

リターゲティングとは、過去にあなたのウェブサイトやサービスを利用したことのあるユーザーに対して、再度広告を配信する手法です。
ユーザーの行動履歴を追跡し、関心の高そうなユーザーにリターゲティング広告を配信することで、より効果的な広告運用が期待できます。
リターゲティング広告の主な特徴は以下の通りです。
  • 関心の高いユーザーに広告を配信できる
  • ターゲットごとに適切な広告クリエイティブを用意できる
  • サイト訪問履歴や購買履歴を活用して最適な広告を配信できる
上手にリターゲティング広告を活用することで、より高い広告効果が期待できます。

友だち追加単価を利用する

LINE広告の「友だち追加単価」は、ユーザーがあなたの企業のLINE公式アカウントを友だち追加した際に発生する課金方式です。
この方式を利用することで、新規顧客の獲得やブランド認知の向上が期待できます。
友だち追加の広告は主に以下の配信面で表示されます。
  • トークリスト
  • LINE NEWS
  • LINE VOOM
  • ホーム
一般的な友だち追加単価の相場は150円~250円前後となっています。
また、顧客データとLINEをAPI連携することで、友だち追加していないユーザーへの広告配信も可能です。

まとめ

LINE広告は、日本最大級のユーザー数を誇るLINEアプリに広告を配信できる広告プラットフォームです。
トークリストやLINE NEWSなど様々な配信面を活用でき、ユーザーの属性や行動履歴に基づいたターゲティングが可能です。
料金体系は多様で、クリック単価(CPC)、インプレッション単価(CPM)、友だち追加単価(CPF)、動画広告の視聴回数(CPV)など、 目的に合わせて最適な課金方式を選択できます。
費用対効果を高めるには、クリエイティブの質を高めたり、自動入札を活用したり、リターゲティングや友だち追加単価を利用するのがポイントです。
一方で、LINE広告は審査が厳しく、落ちないよう広告クリエイティブやランディングページの内容にも気をつける必要があります。
監修者紹介
Profile
Kazuki Sumida
株式会社サイダーストーリー
炭田一樹
インターネット広告代理店へ入社
・大学2年時から長期インターンとして参画。
・自社SEOメディア事業部として社員10名のマネジメントを経験。
・新卒入社後、1年目から福岡支社長に抜擢。0からの立ち上げを経験。
・支社開設後6ヶ月で単月黒字、3年で社員7名規模まで拡大。
株式会社サイダーストーリーを創業
・業界を問わず多数のクライアントの売上拡大に貢献