ホームページ制作会社の選び方とは?チェックしたいポイントや注意点について解説
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- 最終更新日時
- 2024.12.13
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- 作成日時
- 2024.05.27
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Web制作
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- 著者
- sugita
ホームページ制作を検討している企業の皆さん、ぜひご覧ください。
今回は、自社に合ったホームページ制作会社の選び方について、詳しくお伝えします。
ホームページは企業にとって重要な顔となるものですが、依頼先の選び方を間違えると、思わぬ問題に直面してしまう可能性があります。
この記事では、ホームページ制作を依頼する前に準備しておきたいことや、Web制作会社を選ぶ際のポイントを10個ご紹介。
さらに、注意すべき点も解説しますので、ぜひ参考にしてください。
ホームページ制作を依頼する前に行いたいこと
ホームページ制作を依頼する前に、下記の8項目を行うとよいです。
- ホームページの目的を明確にする
- ターゲット層を明確にする
- ホームページで強調したい自社の強みや特徴をあげる
- 参考にしたいホームページをピックアップする
- 具体的な納期を設定する
- 具体的な予算を設定する
- サイト公開後の管理・運営方法を決める
- 簡単なRFP(提案依頼書)を作成する
ここからは、それぞれの項目について詳しく解説していきます。
ホームページの目的を明確にする
ホームページを作成する目的は企業によって様々です。
中小企業の多くは、会社案内や人材募集を主な目的としています。
そのため、ホームページ制作に先立ち、具体的な目的や期待する効果を明確にしておくことが重要です。
ホームページを通じて何を達成したいのか、どのような結果を望むのかを検討する必要があります。
一般的には、以下のような目的が挙げられます。
- 会社案内: 企業理念や事業内容、沿革などを紹介
- 商品・サービス紹介: 取り扱い商品やサービスの特長を説明
- お問い合わせ: 問い合わせフォームを設置し、リードを獲得
業種や規模、ターゲット層に応じて、目的は異なるため、ホームページを最大限活用するには、目的を明確化することが不可欠です。
ターゲット層を明確にする
ホームページの訴求力を高め、効果的な集客を実現するためには、 ターゲット層を明確に絞り込むことが重要です。
自社の製品・サービスの特徴を理解し、 市場を細分化し、6R指標を活用して、 ターゲット層を選定することをおすすめします。
ターゲット層の特性を十分に把握することで、 デザイン、機能、コンテンツなどを ターゲットに合わせて最適化できるようになります。
- ターゲットに合わせたデザイン
- ターゲットに合わせた機能
- ターゲットに合わせたコンテンツ
ターゲット層を明確にすることで、 より訴求力の高いホームページを制作し、 効果的な集客を実現することができます。
ホームページで強調したい自社の強みや特徴をあげる
ホームページを制作する際、自社の強みや特徴を明確にし、ターゲットに効果的にアピールすることが非常に重要です。
まずは経営陣のみならず、様々な立場の社員からも意見を集め、客観的な視点で自社の強みを正確に把握する必要があります。
そして、把握した強みを分かりやすく表現することで、ホームページを訪れた取引先候補に対して効果的にアピールできます。
強みが明確で分かりやすいホームページほど、取引先に選ばれる可能性が高くなります。
強みの例:
- 長年の実績と豊富な経験
- 優れた技術力と専門性
- 迅速な対応と高い顧客満足度
- 革新的な製品・サービス
- 幅広い業界への対応力
参考にしたいホームページをピックアップする
ホームページ制作の際には、参考にしたいホームページをピックアップすることが重要です。
デザイン性に優れたサイトを見つけることで、配色やレイアウト、フォントなどの参考にできるからです。
ギャラリーサイトには多くの優れたデザインサンプルが掲載されており、 デザインの特徴や工夫点の解説もあるため、参考になります。
中には、おしゃれでかっこいいホームページが数多く掲載されているサイトもあるため、そこで自社のイメージに合ったデザインを探すのもひとつの手です。
具体的な納期を設定する
ホームページ制作の納期は、作業内容や工程によって大きく変わってきます。
適切な納期を設定するためには、過去の制作実績を参考にしながら、自社の事業スケジュールとの整合性を図ることが重要です。
具体的な納期設定のポイントは以下の通りです。
- 制作会社の予定表との調整
- 自社の事業スケジュールとの整合性確保
- 予期せぬトラブルに対応できる余裕期間の確保
適度な余裕を持った納期設定により、以下のメリットが期待できます。
- クオリティの高い仕上がりを実現
- トラブル発生時の対応力アップ
一方で、納期を長く設定しすぎると制作意欲が失われるリスクもあるため、適度な余裕を持つことが肝心です。
具体的な予算を設定する
ホームページ制作の予算は、サイトの規模や要件によって大きく異なります。
シンプルなテンプレートサイトであれば20万円前後から制作可能ですが、オリジナルデザインやカスタマイズした高機能サイトを希望する場合は、100万円以上の予算が必要になる可能性があります。
予算設定の際は、以下の点を確認しましょう。
- ページ数やコンテンツの量
- デザインのオリジナリティ
- 必要な機能(予約、決済、検索など)
- スマートフォン対応の有無
- 制作後の運用・保守体制
要件を整理し、複数のWeb制作会社に見積もりを取ることで、適正な予算を立てられます。
予算に見合った内容で制作会社を選ぶことが重要です。
サイト制作後の管理・運用方法を決める
ホームページを作成した後は、適切な管理と運用が不可欠です。
サイトを常に最新の状態に保ち、ユーザーに最高の体験を提供するためです。
まずは、運営体制を構築することが重要となります。
コンテンツの更新や分析、改善などの役割を明確に定め、
責任者や担当者を決めておく必要があります。
次に、PDCAサイクルを確立し、継続的な改善を行いましょう。
・Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Act(改善)
このサイクルを回し続けることで、サイトの質を高められます。
さらに、専門家への運用委託も選択肢の一つです。
・コンテンツ更新 ・メンテナンス ・SEO対策 など、高度な知識が必要な部分は、
運用代行会社に任せることで、自社の負担を軽減できます。
簡単なRFP(提案依頼書)を作る
ホームページ制作を依頼する際は、簡単なRFP(提案依頼書)を作成することが重要です。
RFPには、自社のホームページに求める要件や条件を明確に記載することで、制作会社に正確な情報を伝えられます。
RFPを作成する際のポイントは、以下の通りです。
- ホームページの目的や対象ユーザーを具体化する
- 必要な機能やデザインのイメージを明記する
- 納期や予算の目安を設定する
これらの情報を整理し、核心をついたRFPを作成することで、制作会社は自社のニーズを正確に把握し、適切な提案をしてくれるようになります。
RFPの作成は手間がかかりますが、ベンダーに正確な情報を伝えるための重要な手段です。
Web制作会社を選ぶ際のポイント10選
Web制作会社を選ぶ際のポイントとしては、下記の10項目が挙げられます。
Web制作会社のサイトは作りこまれているか
- Web制作会社のサイトは作りこまれているか
- Web制作実績・ポートフォリオはあるか
- Web制作会社の得意分野が自社と合っているか
- 制作後のフォローや運用体制があるか
- 提案する予算・納期に対応してくれるか
- 制作会社のチーム体制に問題がないか
- 円滑なコミュニケーションを行うことが出来るか
- 新たな提案やこちらの希望を詳しくヒアリングしてくれるか
- 見積書・提案書の制作や説明を丁寧に行ってくれるか
- Webの集客を行ってくれるか
ここからは、それぞれの項目について詳しく解説していきます。
Web制作会社のサイトは作りこまれているか
ホームページ制作会社の実力を判断する上で、まずは会社のWebサイトをチェックすることが重要です。
なぜなら、自社サイトが手抜かりなく作りこまれていれば、顧客向けの制作物にも同じくらいの熱意が注がれていると期待できるからです。
具体的には以下のポイントを確認しましょう。
- デザインがきれいで魅力的か
- コンテンツが充実しており、情報が最新か
- レスポンシブ対応がされているか
- お問い合わせフォームが使いやすいか
- チャットやメール等のコミュニケーションツールが設置されているか
自社サイトに手抜き感があれば、顧客サイトの制作にも同様の姿勢しか期待できません。
作りこまれたWebサイトは、制作会社の実力と熱意の現れと捉えることができます。
Web制作実績・ポートフォリオはあるか
Web制作会社を選ぶ際、過去の実績やポートフォリオを確認することは非常に重要です。
これらを見ることで、その会社の制作能力を判断することができます。
優れたポートフォリオには、以下の点が備わっているべきです。
- これまでの制作実績が豊富にある
- クライアントからの高い評価が示されている
- デザイン性や機能性に優れた作品が掲載されている
- ポートフォリオサイト自体が洗練されたデザインと使いやすさを備えている
ポートフォリオから、Web制作会社の実力と信頼性を判断することができます。
十分な実績がない会社は避けた方が賢明でしょう。
Web制作会社の得意分野が自社と合っているか
ホームページは企業の顔となるため、制作会社の得意分野が自社の目的と合致していることが重要です。
各Web制作会社は、ホームページ上で自社の強みや得意分野を明確に示しています。
例えば、以下のようなケースで適切な会社を選ぶと良いでしょう。
- ECサイトを構築し、売上アップを目指す場合は、Webマーケティングやシステム開発に強みがある会社
- オウンドメディアを活用した集客を図りたい場合は、Webマーケティング・SEO対策に長けている会社
このように、自社のニーズと会社の得意分野をマッチングさせることで、目的に沿ったホームページ制作が可能となります。
制作後のフォローや運用体制があるか
ホームページ制作後も、適切な運用体制が整備されていることが重要です。
制作会社には、継続的な保守管理やアップデートなどのサポート体制を提案してもらう必要があります。
また、自社のニーズに合わせた最適な運用サポートが受けられるかどうかを、
制作会社の専門性や過去の実績から見極めることが大切です。
例えば、以下のようなサポート体制があると安心できます。
- 定期的な保守・更新対応(セキュリティ対策、コンテンツ更新など)
- 運用教育・マニュアル作成(自社運用でも対応できるよう)
- 問い合わせ対応・技術サポート(トラブル発生時の迅速な対応)
制作後のサポート体制を事前に確認し、
安心して長期的にホームページを運用できる会社を選ぶことが肝心です。
提案する予算・納期に対応してくれるか
ホームページ制作の予算は、中小企業であれば50万円から150万円程度が一般的です。
一方、大手企業の場合は200万円以上かかることもあります。
制作会社選定時には、自社の予算と納期に柔軟に対応してくれるかが重要なポイントになります。
見積もりの内容や提案される納期が、自社の要望と合致しているかを確認しましょう。
予算を抑えたい場合は、CMSの導入も検討できます。 CMSなら制作費用は数万円から月額5,000円程度で済む可能性があります。
ただし、一般的なホームページに比べて機能面で制限がある場合があるため、ニーズに合っているかを確認が必要です。
制作会社のチーム体制に問題がないか
Webサイト制作は、デザイナー、エンジニア、プロジェクトマネージャーなど、様々な専門家が協力して行う作業です。
そのため、制作会社のチーム体制に問題がないかを確認することが重要になります。
具体的には、以下のようなポイントをチェックする必要があります。
- チーム内のコミュニケーションが円滑に行われているか
- メンバー間の役割分担が明確になっているか
- プロジェクト管理が適切に行われているか
- 社員の業務量や残業時間に問題がないか
- 部署ごとの体制に偏りがないか
- 組織全体で理念やビジョンが共有されているか
- コミュニケーション不足や人材育成の課題がないか
このように、チームの実働体制だけでなく、組織の状況や課題も合わせてチェックすることが大切です。
適切なチーム体制がないと、品質低下や納期遅延などの問題が発生する可能性があるためです。
円滑なコミュニケーションを行うことが出来るか
ホームページ制作の過程で、制作会社とのコミュニケーションは非常に重要です。
円滑なコミュニケーションができれば、要望の伝達や進捗確認、課題解決がスムーズに行えます。
一方で、コミュニケーションが不十分だと、以下のようなリスクがあります。
- 要望が正しく伝わらず、想定外の制作物になる
- 進捗が分からず、納期に間に合わない
- 課題が放置され、対策が遅れる
こうしたトラブルを防ぐには、制作会社の担当者と密にコミュニケーションを取り、お互いの理解を深めることが不可欠です。
定期的な打ち合わせや、メールでの進捗報告など、コミュニケーションの機会を設けましょう。
新たな提案やこちらの希望を詳しくヒアリングしてくれるか
ホームページ制作会社には、単に要望を聞くだけでなく、ヒアリングを通じて新たな提案やアイデアを引き出してくれることが求められます。
優れた制作会社は、自社の豊富な実績と専門知識を活かし、クライアントの本質的な課題を捉え、最適な解決策を提案してくれるはずです。
そのため、選定の際は、以下の点を確認することが重要です。
- ヒアリングの際、単に要望を聞くだけでなく、背景にある本質的な課題を掘り下げて質問してくれるか
- クライアントの事業や業界に関する深い理解に基づいた提案ができるか
- 最新のWeb制作ノウハウやトレンドを取り入れた提案ができるか
このように、単なる受注ではなく、パートナーとして真摯に向き合い、最善の解決策を一緒に見出そうとする姿勢が重要です。
見積書・提案書の制作や説明を丁寧に行ってくれるか
Web制作会社を選ぶ際、見積書や提案書の作成・説明が丁寧に行われるかどうかは、大切なポイントの1つです。
見積書には、送付先や概要など、細かな部分まで誤りがないか確認する必要があります。
また、見積書の送付手段を明確に伝えることも重要です。
さらに提案書の説明に際しても、相手への配慮を忘れずに、
丁寧な文面で依頼メールを送付することが求められます。
見積書・提案書の内容はもちろんのこと、
作成・説明の対応にも細かな気配りが欠かせません。
Webの集客を行ってくれるか
優秀なホームページ制作会社は、単なるサイト制作にとどまらず、 Webマーケティングの専門家としてあなたの集客力向上を全面的にサポートしてくれます。
具体的には、以下のようなサービスが期待できます。
- SEO対策:検索エンジンからの集客を高めるための対策を提案・実行
- SNSマーケティング:FacebookやTwitterなどを活用した集客施策
- アクセス解析・改善提案:サイトの行動データに基づく改善点の提示
単に見た目の良いサイトを作るだけでなく、 実際にビジネスに貢献する成果を重視する制作会社を選ぶことが重要です。
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ホームページ制作会社を比較する
ホームページ制作会社は数多く存在し、それぞれ得意分野や強みが異なります。
そのため、自社のニーズに合った最適な会社を選ぶことが重要となります。
複数のホームページ制作会社を比較検討する際のポイントは以下の通りです。
- 制作実績・ポートフォリオ
- 得意分野・強み
- 制作費用
- 制作期間
- サポート体制
自社のニーズに合わせて重要なポイントを洗い出し、
それらを基準に複数の会社を比較することをおすすめします。
加えて、以下の取り組みも有効です。
- ホームページ制作に詳しい専門家への相談
- 制作会社のクチコミ情報の収集
自社に合った最適な制作会社を選ぶことで、
より質の高いホームページを手に入れることができます。
Web制作会社を選ぶ際の注意点
Web制作会社を選ぶ際の注意点としては、下記の7つの項目が挙げられます
- デメリットやできないことを提示しない会社には注意する
- 詳細見積もりをチェックし、最終的な金額を確認する
- 納品日と公開日が同じ日であるか確認する
- 公開後の維持費を確認する
- 価格だけではなく、制作実績や担当者との相性を確認する
- 公開後の維持費を確認する
- 価格だけではなく、制作実績や担当者との相性を確認する
- 納品物と取り扱い方法を確認する
- デザインとシステムに偏りがないか
ここからは、それぞれの項目について詳しく解説していきます。
デメリットやできないことを提示しない会社には注意する
ホームページ制作会社を選ぶ際は、自社のニーズに合わせた適切な提案をしてくれるかどうかが重要なポイントです。
そのためには、デメリットやできないことを具体的に提示してくれる会社を選ぶ必要があります。
デメリットやできないことを隠し立てする会社は、依頼者である自社の状況を十分に理解していない可能性が高く、
ニーズに合わない提案をしたり、思わぬ追加費用が発生するなどのトラブルに巻き込まれる恐れがあります。
したがって、デメリットやできないことを隠さず、オープンに説明してくれる会社を選ぶことが賢明です。
そうすることで、自社のニーズにマッチした適切な提案を受けられ、トラブルのリスクを最小限に抑えることができます。
詳細見積もりをチェックし、最終的な金額を確認する
ホームページ制作を依頼する際は、見積書を入念にチェックすることが重要です。
見積書には以下の項目が記載されているので、確認が必要となります。
- 工数の妥当性: 制作に必要な工数が適切か確認する
- 費用設定: 工数に見合った費用設定となっているか確かめる
- 追加料金の有無: 想定外の追加料金がかからないか確認する
- 制作費用の総額: 最終的な金額が自社の予算内に収まるか確認する
さらに、納期、納品物、公開日など、
制作に関する条件も見積書に記載されているため、
自社の要望と合致しているかどうかを必ず確認しましょう。
納品日と公開日が同じ日であるか確認する
ホームページの制作完了と実際の公開日が異なると、事業計画に支障をきたす恐れがあります。
そのため、納品日と公開日が同じ日になるかを制作会社に確認することが重要です。
同日であれば、制作会社の
- スケジュール管理能力
- 要望への柔軟な対応力
を評価できるでしょう。
公開後の維持費を確認する
ホームページを公開した後も、継続的な維持管理が必要になります。
ホームページの運営には、定期的なサーバー料金やドメイン料金、コンテンツの更新や修正など、さまざまな費用がかかるためです。
そのため、ホームページ制作会社に依頼する場合、制作費用以外にも以下の点について公開後の維持費用を確認しましょう。
- サーバー代
- ドメイン代
- SSL証明書の更新費用
- コンテンツの更新や修正などのメンテナンス費用
場合によっては、ホームページの運営を外部に委託するなど、維持費用の削減策も検討する必要があります。
ホームページの維持費用は、サイトの規模や機能、更新頻度によって大きく異なるため、自社のニーズに合わせて最適な維持管理体制を検討することが重要です。
価格だけではなく、制作実績や担当者との相性を確認する
ホームページ制作会社を選ぶ際は、価格以外にも制作実績や担当者との相性を確認することが重要です。
過去の制作実績を見ることで、その会社の技術力やデザイン力、顧客満足度が分かります。
また、担当者との相性が良ければ、スムーズなコミュニケーションが取れ、ニーズに合ったサイトが期待できます。
ホームページ制作は単なる見積もり比較ではありません。
会社の実力と、自社に合った担当者を見極めることが何より重要なのです。
価格だけでなく、制作実績と担当者との相性を慎重に確認しましょう。
納品物と取り扱い方法を確認する
ホームページ制作を依頼する際は、完成後に納品される成果物の内容と、それらの取り扱い方法を事前に確認しておくことが重要です。
一般的に、納品物には以下のようなものが含まれます。
- 完成したホームページのデータ
- 使用した画像素材
- コーディングファイル
ただし、制作会社によって納品物の内容は異なるため、事前に確認が必要です。
また、納品後の利用方法や管理方法についても、使い勝手の良さを確認しましょう。
- ホームページの更新方法
- 素材の二次利用の可否
こうした点を事前に把握しておけば、スムーズな運用が可能になります。
デザインとシステムに偏りがないか
ホームページ制作会社を選ぶ際、デザインとシステムのバランスが適切であることが重要です。
デザインに偏りすぎると視覚的な魅力は高まりますが、 機能面での不具合やユーザビリティの低下を招く恐れがあります。
一方で、システムに偏りすぎると機能性は高まりますが、 デザイン性の低下によりユーザーエクスペリエンスが損なわれてしまいます。
理想的なホームページは、デザインとシステムが適切にバランスされていることが不可欠です。
そのため、ホームページ制作会社を選ぶ際は、 過去の実績を確認し、デザインとシステムのどちらかに偏っていないかを 慎重に見極める必要があります。
まとめ
ホームページを制作する際、依頼先の選定は非常に重要なプロセスとなります。 まずは自社の目的やターゲット層、強みや特徴を明確にし、 参考にしたいサイトのピックアップなど、事前の準備を怠らずに行うことが大切です。
そして、Web制作会社の実績やポートフォリオ、得意分野、 サポート体制などを確認し、複数の会社を比較検討することで、 自社にマッチした最適な会社を選ぶことができます。
ただし、価格面だけでなく、できないことやデメリットの提示、 詳細な見積もりの確認、公開後の運用体制など、 様々な観点から総合的に判断する必要があります。
監修者紹介 Profile
大学在学中に株式会社デジタルトレンズに入社
- 自社メディア事業として複数メディアを統括し、社内MVPを複数回受賞。
- 新規事業部を立ち上げ、広告・SEOを含む複数施策のプロジェクトを1人で完結。
- 新卒1年目から福岡支社長に抜擢され、0からの立ち上げを経験。
2023年に独立し、株式会社サイダーストーリーを創業
- Webマーケティングを駆使した受託事業・自社事業を展開。
- AIを活用した業務効率化/業務標準化にも挑戦中。