SEO分析とは?分析手順と導入すべきツールを紹介

SEO分析とは?分析手順と導入すべきツールを紹介

 
マーケティングを行う上で重要となるSEO分析。
今回は、SEO分析を行う意味やメリット、分析で見るべきチェックポイントについて解説していきます。また、分析に効果的なツールも紹介。
目次
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SEO分析とは?

SEO分析とは、自社のサイトが検索エンジンからどのように評価されているかを把握し、ユーザーの求めている情報をしっかりと提供できるよう、サイト構造やコンテンツの改善に繋げていくプロセスです。
  • 自社のWebサイトの強みや課題を明確にする
  • 競合のWebサイトの強みや事例を収集する
ことで、効果的な施策を講じることができます。
自社サイトの検索エンジン上での評価を高め、ユーザーを獲得するためには、SEO施策の中でも重要な項目の1つで、施策を打ちっぱなしにしないことがポイントです。
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SEO分析のメリット

SEO分析を行うことで、実践的なSEO対策を立てることができますが、具体的には以下の4つのメリットが得られます。
  1. ユーザーに対する理解を深められる
  1. 競合サイトのSEO対策の戦略を把握できる
  1. 自社の不足しているコンテンツを抽出できる
  1. 現在行っている施策の良し悪しを判断できる
ここからは、それぞれのメリットについて詳しく解説していきます。

ユーザーに対する理解を深めることが出来る

ウェブサイトのアクセス解析やキーワードの検索傾向分析を通じて、自社のターゲットユーザーの行動や関心事を深く理解することができます。
例えば、どのようなキーワードで検索してサイトにアクセスしているのか、どのページで滞在時間が長いのか、どのような情報を求めているのかなどが把握できます。
この分析結果を活かして、ユーザーの求める情報をより適切に提供できるコンテンツ戦略を立てることができるのです。
ユーザーの視点に立ってサイトを改善していくことで、サイトの魅力と信頼性を高め、継続的なアクセス増加に繋げることができます。

競合サイトのSEO対策の戦略を把握できる

競合サイトのSEO対策を分析することで、自社サイトの弱点を発見し、効果的な改善策を立てることができます。
キーワード分析や被リンク(バックリンク)分析を行うことで、競合サイトがどのようなキーワードでどのような施策を行っているのかを把握できます。
例えば、競合サイトがターゲットにしているキーワードの検索ボリュームや競争度合いを確認し、自社サイトでも同様のキーワードに取り組むべきかを判断することができます。
また、被リンクの質や量を分析することで、競合サイトがどのような手段でリンク獲得を行っているのかを考察することも可能です。
さらに、競合サイトのコンテンツ戦略を参考にすることで、自社サイトの改善点を明確にし、ユーザーにとって価値の高いコンテンツを提供することが可能になります。

自社の不足しているコンテンツを抽出できる

SEO分析を行うことで、自社のウェブサイトにおいて不足しているコンテンツを把握することができます。
競合他社のサイトを分析し、どのようなコンテンツが需要を集めているか、自社のサイトとの差異を確認することで、今後作成すべきコンテンツの方向性が見えてきます。
例えば、ターゲットとしている顧客層が求めている詳細な製品情報やサービス紹介が不足していることが分かれば、それらの情報を追加するコンテンツの制作に着手できます。
また、サイト内でのユーザー行動分析から、どのようなコンテンツが閲覧されにくいのかを特定し、改善に繋げることも可能です。
このように、SEO分析を通じて自社のウェブサイトにおけるコンテンツの改善点を明確にし、ユーザーニーズに合ったコンテンツ制作に取り組むことで、検索エンジンでの上位表示や、ユーザー満足度の向上に繋げることができます。

現在行っている施策の良し悪しを判断できる

SEO分析を行うことで、これまで実施してきたさまざまなSEO対策の効果を検証することができます。
自社のウェブサイトのアクセス数や、ランキング、コンバージョン率など、具体的な数値データを確認することで、効果的だった取り組みや、改善の余地のある施策を明確にできるのです。
例えば、ページ内最適化やコンテンツの改善など、これまでに実施してきた施策がどのような効果を生み出しているかを把握することができます。
一方で、十分な効果が得られていない取り組みについては、その原因を分析し、より効果的な対策を立てることが可能になります。
このように、SEO分析を通じて、これまでの自社の取り組みの成果を客観的に評価し、今後のSEO施策の方向性を明確にすることができるのです。

SEO対策の基本とは

SEO対策を行う上で、大きく分けて内部対策、外部対策、コンテンツ対策の3つのアプローチがあります。
これらの対策を適切に組み合わせ、継続的に実施することで、自社サイトのSEO力を高めていくことが可能です。
単発的な対策では効果が限定的ですので、ペルソナの利用者像やキーワード分析などから導き出した最適な施策を、段階的かつ計画的に実行していくことが重要です。
ここからは、それぞれの対策について詳しく解説していきます。

内部対策

SEO対策の基本の1つが内部対策です。
内部対策とは、自社サイト内での施策を指します。
サイト構造の最適化、コンテンツの品質向上、技術的な改善など、自社の手が届く範囲で行うSEO対策が内部対策になります。
内部対策では特に、サイト構造の最適化が重要です。
ユーザー目線でのナビゲーション設計や、URL設計、サイトマップの作成などを行い、クロール性とユーザビリティの両立を図ります。
また、コンテンツの品質向上も欠かせません。
単なるキーワード書き換えではなく、ユーザーの求める情報を適切に提供できるようなコンテンツ作りが必要です。
さらに、画像の最適化や、アクセス速度の改善など、技術的な要素も忘れずに行いたいところです。

外部対策

外部対策とは、自サイト外での要素を最適化していくことを意味します。
具体的には、被リンクの獲得やSNS上でのブランディング強化、他者とのコラボなどが挙げられます。
これらの取り組みを通じて、検索エンジンにとって、より信頼できるサイトであると認識されるよう、サイトの権威性や知名度を高めていきます。
外部対策の効果を高めるためには、信頼性の高いサイトからのリンクを獲得することが重要とされています。
また、SNS上で自社ブランドの認知度を高め、ユーザーとの関係性を深めることで、サイトの人気度も高まります。
外部対策には、サイト側では直接コントロールできない要素も多く含まれるため、戦略的な取り組みが欠かせません。
ユーザーのニーズに合ったコンテンツ制作や、SNSでの効果的な情報発信など、内部対策と連携しながら、シェアしたいと思わせるような総合的にアプローチしていくことが重要です。

コンテンツ対策

SEO対策の中でも重要なのが、質の高いコンテンツの作成です。
ユーザーにとって有益なコンテンツを提供することで、サイトの信頼性が高まり、検索エンジンからも好評価されるようになります。
コンテンツ対策では、ターゲットキーワードの選定や検索意図の分析、競合サイトの分析などを行い、ユーザーにとって有意義で魅力的なコンテンツを作成することが重要です。
また、適切なレイアウトや画像や動画の活用など、UI/UX観点にも配慮しましょう。
例えば、以下のようなポイントに気をつけると良いです
  • キーワードの密度や出現位置の最適化
  • 見出しの設定やリード文,メタタグの工夫
  • 画像・動画などのメディアの活用
  • 文章構成の工夫や箇条書きの活用
  • 関連コンテンツへのリンク設置
ユーザーの求める情報を的確に提供できるようなコンテンツ作りに取り組むことで、SEO効果を高めることができます。
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SEO分析の手順

SEO分析を行う手順としては、以下の3ステップがあげられます。
  1. 競合と自社の比較から改善点を探す
  1. キーワードの選定・再検討
  1. 定期的な効果測定および改善
ここからは、それぞれのステップについて詳しく解説していきます。

競合と自社の比較から改善点を探す

SEO分析の中でも重要なステップが、自社サイトと競合サイトの比較分析です。
例えば、競合サイトの方が検索順位が高いのはなぜか、自社サイトにはどのような弱点があるのかを細かく分析するなどの分析を行うことにより、自社サイトの強みと弱みが見え、具体的な改善点が見つかるでしょう。
手順としては、はじめに、競合サイトの 使用しているキーワード、コンテンツの質や量、リンク構造、サイトの技術的な要素など、競合の強みと弱点を徹底的に調べた上で、自社サイトがどのような部分で劣っているかを洗い出すことで、より効率的に改善点を見つけることが出来るようになるのでおすすめです。
さらに、ユーザーの視点で”体験”を確認することも重要となります。
競合サイトとの比較で、自社サイトにおける使いやすさや情報の見やすさなどの課題が見えてくるはずです。
このように、自社と競合の比較分析から、具体的な改善すべき点を見つけ出していきましょう。

キーワードの選定・再検討

効果的なSEO分析を行うためには、最適なキーワードを選定することが重要です。
ターゲットユーザーの検索意図を深く理解し、ユーザーニーズに合致したキーワードを見つけ出すことが肝心です。
この過程では、ユーザーの検索行動を分析したり、競合サイトのキーワード戦略を調査したりと、さまざまなデータを収集・分析することが欠かせません。
分析を行う際に、本記事の下部で紹介しているツールを活用すると、効率的にキーワード選定を行えます。
また、選定したキーワードについて定期的に検討を重ね、ユーザーの関心の移り変わりにも注目することが大切です。
トレンドの変化に柔軟に対応し、常に最適なキーワードを使い続けることで、持続的なSEO効果を得ることができるでしょう。

定期的な効果測定および改善

SEO分析は一回で完了するものではありません。
ユーザーの検索動向やサイトの順位の変化など、常に変化し続けるウェブ環境に合わせて、定期的に分析を行い、改善を重ねていく必要があります。
具体的には、ターゲットとしている検索キーワードについて、定期的に検索順位の変化をチェックし、アクセス数や滞在時間などのユーザー行動指標を把握します。
そして、こうしたデータをもとに、コンテンツの追加・修正や、サイト構造の改善などを行うことで、SEO対策の効果を高めていくのです。
効果的なSEO対策を行うには、PDCAサイクルを回し続けることが重要です。
ユーザーのニーズに合わせて、絶えずサイトを改善し続けることが、上位表示を維持し、アクセスアップに繋げることができるのです。

SEO分析で見るべきチェックポイント

SEO分析を行う際に、チェックしておきたいポイントは以下の2点です。
  • 自社のターゲット層にコンテンツを提供できているか
  • CVポイントを適切な位置に配置できているか

自社のターゲット層にコンテンツを提供できているか

SEO分析では、自社のウェブサイトにアクセスしてくるユーザーがターゲット層と合致しているかどうかを確認することが重要です。
自社のターゲット層に魅力的なコンテンツを提供できていなければ、せっかくのサイトへのアクセスも無駄になってしまいます。
ターゲット層に合わせたコンテンツ作りを行うために、まずはユーザー分析を行う必要があります。
アクセス解析ツールでユーザーの属性情報や行動履歴を確認し、ニーズに沿ったコンテンツ制作を心がけましょう。
また、ターゲットユーザーが求めている情報を的確に把握し、それをわかりやすく解説したり、ユーザーの疑問を解消するようなコンテンツを作成することが大切です。
ユーザーのニーズを的確に捉えたコンテンツ作りを行えば、ターゲット層への効果的な訴求が可能になるため、この分析を定期的に行い、ユーザーの変化に合わせてコンテンツの見直しを行うことが重要です。

CVポイントを適切な位置に配置できているか

SEO分析を行う際は、ユーザーがサイトに来たときに、すぐにコンバージョンに導くことが重要です。
つまり、サイト訪問者がサイト内で行動を起こしやすい箇所に、CTA(Call To Action)ボタンなどのコンバージョン施策を設置することが求められます。
例えば、記事の冒頭や中段、あるいは記事の最後などに、「お問い合わせはこちら」「資料ダウンロード」などのCTAボタンを配置することで、ユーザーの行動を促すことができます。
サイトのどの位置にCVポイントを設置すれば効果的なのか、SEO分析を行って検証していくことが重要です。
ユーザーが求めている情報を適切に提供しつつ、効果的にコンバージョンに繋げられるよう、CVポイントの配置場所やデザイン、コンテンツの内容など、SEO分析を通じて絶えず改善を重ねていくことが不可欠です。

SEO分析に効果的なツール

SEO分析を行う際には、様々なツールを組み合わせて使うことが大切です。
それぞれのツールには得意分野があり、ツールを使い分けることで、より効率的にSEO分析を行うことが可能となります。
ここでは、代表的なSEO分析ツールを紹介していくので、自社の目的に合ったツールをぜひ検討してみてください。

Google Analytics 4(GA4)

GA4は、Googleが提供している無料のアクセス解析ツールです。
従来版であるGoogle Analytics(Universal Analytics)から機能が変わり、2023年7月に完全に切り替わりました。
GA4では、ユーザーの行動を細かく分析できるようになり、より効果的なSEO対策を立てることができます。
特に、BigqueryやLocker studioと連携させることで、細かな数字も確認できるようになり、よりカスタマイズ性が高まったツールと言えるでしょう。

Google Search Console

Google Search Consoleは、Googleが無料で提供するWebマスター向けのツールです。
このツールを活用することで、自社サイトのSEO分析を詳細に行うことができます。
Search Consoleでは、サイトのインデックス状況やクローリング状況、検索順位の推移、クリック数やインプレッション数、CTRなどの重要なデータを確認できます。
これらのデータを分析することで、自社サイトの強み弱みを把握し、改善点を見つけ出すことが可能になります。
また、Search Consoleでは、サイトの構造的な問題や技術的な課題、コンテンツの品質問題なども把握できるため、SEO対策の立案に大変役立つツールといえます。
定期的な分析と改善サイクルを回すことで、自社サイトのパフォーマンスを着実に向上させていくことができるでしょう。

ラッコキーワード

ラッコキーワードは、キーワード選定の際に、類似するキーワードや関連キーワードを一度に把握することができるツールです。
例えば、特定のキーワードを入力すると、そのキーワードに関連する様々なワードや、キーワードの検索ボリューム、競合サイトの順位などが表示され、ユーザーの検索傾向を詳しく分析できるため、自社のコンテンツが最適化されているかどうかを、きめ細かくチェックすることができます。
無料で利用できるツールなので、SEO分析を行う際は、ぜひ活用してみてください。

ahrefs

ahrefs は、SEO分析に欠かせないツールの1つです。
サイトのDR(ドメインランク)、流入数や流入キーワード、被リンク数や質等の様々な有益情報を確認できます。
特にキーワード別のランキングデータを確認できるのが大きな強みです。
ユーザーの検索動向を把握し、自社サイトのコンテンツ改善に繋げることができます。
また、競合サイトの被リンク獲得状況の分析も可能で、自社サイトの弱点を把握して、差別化された戦略を立てることができます。
さらに、ahrefs では検索ボリューム、CPC、SERP特徴といった指標を確認できるので、適切なキーワード選定にも活用できます。
費用対効果の高いSEO施策を立案するには、ahrefs の活用が不可欠と言えるでしょう。

SEMrush

SEMrushは、キーワードの検索ボリューム、競合サイトの情報、バックリンクの状況など、SEO対策に必要な様々なデータを収集・分析することができるツールです。
特に強みなのが、自社のキーワード順位の推移を把握できる機能です。
過去の順位変動の履歴を確認し、どのようなアクションが良い結果につながったのかを分析することができます。
これにより、効果的なSEO施策の立案が可能になります。
また、どのようなキーワードで上位表示されているのか、どのようなコンテンツが人気なのか、被リンクの状況はどうなっているのかなど、競合の強みと弱みを丹念に分析できる「競合サイトの分析」も重要な機能となってます。
これらの情報を活かして、自社サイトの差別化を図ることができるため、おすすめです。

MOZ

MOZは、SEO対策に特化したツールです。
無料で利用できるMOZ Barをはじめ、有料プランのMOZ Proでは、サイトの総合的なSEOパフォーマンスを分析することができます。
MOZでは、自サイトのドメイン権威度、被リンクの質、キーワードのパフォーマンス、ページの最適化状況など、SEO対策に欠かせないメトリクスを確認できます。
特に競合サイトとの比較が容易なため、より効果的なSEO施策を立案することが可能です。
また、最新のアルゴリズム変更情報や、SEOの最新動向を確認できるのも大きな魅力です。
企業のマーケティング担当者にとって、SEO対策を円滑に進めるうえで欠かせないツールといえるでしょう。

まとめ

SEO分析は自社サイトの改善に欠かせないプロセスです。
ユーザーニーズの把握、競合の動向分析、自社の強みや弱みの把握など、さまざまな観点から現状を把握することができます。
的確な分析に基づいて、効果的なSEO対策を実施することで、自社サイトの検索順位向上や、ターゲットユーザーの獲得につながります。
SEO分析の手順としては、まず競合との比較を行い、改善点を見つけ出すことから始まります。
その上で、適切なキーワード選定や定期的な効果測定、そして改善を繰り返すことが重要です。
さらに、自社のターゲット層に対してコンテンツが適切に提供できているか、CVポイントの配置も確認する必要があります。
これらの分析作業を支援してくれる、ツールを活用すると、効果的かつ効率的にSEO分析を行えます。
サイト改善に向けた適切な施策を立てるためには、SEO分析は必要不可欠なステップと言えるでしょう。
監修者紹介
Profile
Kazuki Sumida
株式会社サイダーストーリー
炭田一樹
インターネット広告代理店へ入社
・大学2年時から長期インターンとして参画。
・自社SEOメディア事業部として社員10名のマネジメントを経験。
・新卒入社後、1年目から福岡支社長に抜擢。0からの立ち上げを経験。
・支社開設後6ヶ月で単月黒字、3年で社員7名規模まで拡大。
株式会社サイダーストーリーを創業
・業界を問わず多数のクライアントの売上拡大に貢献